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10日ぶり

発表会の準備に追われ、発表会が終わったら後始末に追われ…
新年度の準備もそぞろで、あっという間に10日が過ぎてしまいました。
時が経つのは速い。

さて、発表会は成功でした★
皆さん、本当に上手に発表していて感心しました。
6歳女児の発表は特に素晴らしく、皆様からのメールやコメントが多かったので驚きました。
彼女は自然にサラッとやってのける。
6歳児とは思えないほどしっかりしていて、いつも色々な事に興味を持っている生徒。
分らない事はどんどんきいてきます。
逆に、私がきくと「わかんな~い」と言って、あくびをする真似をしますが…
最近はiPadを使って英単語を楽しく覚えさせていました。
ゲーム感覚で単語やスペルを覚えていきますが、あの子はちょっと違う。
一度失敗したことに対して、激しいくやしさを覚えるのか、次にやる時はほぼ完ぺき。
頭の良い子とはこういう事なのか… 面白いように情報を吸収していくので、教え甲斐のある生徒です。


さてさて、明日はErikによるBrush-Up Lessonsです。
まぁ、私も呼びかけたり声掛けをしたのですが、定員に達しました★ 良かった~ 
中学生が6名、高校生が5名。彼の指定するレッスン料金に到達したので、ホッと一安心。
ちなみに、この中学生の中に1人新中1生が参加することになりました。
「みんな中2だし、男子ばっかりだけど良いの?」とお母さまに尋ねたところ、このような機会は出来るだけ経験させたいと強い意気込み。「本人も全然気にしないし」と。確かに。男子だから、女子だからと気にしない生徒は有り難いです。彼女も発表会では素晴らしかった。いつもにもまして発表が上手でしたね。感心しました。

今回のBrush-Upは実験的なものです。県内のあらゆる教育機関で教えている彼が、どのような発音矯正と基礎会話レッスンをしてくれるのか、私もとても興味深い。もっと多くの生徒たち&保護者の皆様に興味・関心を持っていただきたかった…というのが本音です。
生徒たちが学校の定期試験や模試などで好成績をとったり英検に合格したと報告を受けると嬉しいものですが、私の目標はそれだけではありません。英語・英会話を学ぶ本当の目的は一体何なのか…そこをわかっていない人が多すぎる。みんな夢ばかり。「先生のようにペラペラ話せるようになりたい」ってよく言われますが、私は努力のみならず、経験できることは何でも経験しようと貪欲だった。外国人講師には進んで話しかけ、名前を覚えてもらい、色々な表現や文化の違いを教えてもらいました。アメリカでも出来るだけ日本人の友達を作らず、アメリカ人の友達と過ごす時間の方が多かった。やはり、強い意志が無いと外国語を習得することは出来ませんが、もっと貪欲になってほしいなぁ。
恥ずかしがってチャンスをものに出来ないって、ちょっとガッカリだけど…
ヘタでも何でも、とにかくコミュニケーションをとってみること。発音は徐々に直すことは可能。自分の声を聞いて、ネイティヴの発音を真似する。何でもやってみたらいいのに。やりもせずに、出来ない出来ないって、そりゃいつまでたっても出来ないでしょうね。
発表会の場でも私はそのことにちょっぴり触れました。英語は書くこと・読むこと・聞くことのみならず。知識として得た情報をいかにアウトプットするか、しようと思えるかが、英語習得のカギだと思います。また、文化や習慣の違いを知り、日本は世界の中心ではないということを知ることが重要。「そんなの分ってるよ~」と言われそうですが、意外に分かっていない。習慣や文化、宗教観や政治観の違いを尊重しあえたら、戦争なんて起きないはずなのに… 英語を通じてそこを教えていくのが海外生活が長かったバイリンガル講師が出来ることではないかと思います。

中学校までの英語は基礎の基礎。アメリカで言ったら、小学校低学年程度の英語力。そこから更に高度な知識を基に、世界に通用する会話力と理解力を得るには高校・大学と英語学習を続けなければ習得は無理です。結局、大人になって「あの時ちゃんとやっておけば…」と同じように我が子に夢を託す、という羽目になりそう。「聞きながら…」「文法無しで…」というオイシイうたい文句で楽な学習方法もたくさんありますが、楽な方法で習得したものは簡単に消えてしまいますよ。ちょっとした会話力がつけばいいっていうけど、会話をするネイティヴとはどうやって知り合うのか。そこをわかっていないのよね。英語を使う仕事に就いたり、英語を使う環境に自分の身を置かない限り、日本で英語を使う機会は皆無。結局、学んだ語句や表現も使わないまま消えていく… せっかく貯金をしたのに使わずに一生を終えるようなもの。本当、勿体ない。

何事も考え方をちょっと変えるだけだと思うんだけど、何だろうか、盛岡人の気質なのか…
パッと飛びつかず、周りの状況を見てから安全な方法をとる人ばかり。
自分の為に貪欲にチャンスを掴もうとする生徒が少ない。でも、少ないけど何人か貪欲に食いついてくる生徒もいるので有り難い。私は、そういう生徒たちを全面的にバックアップしていこうと思います。

by ecc_nagai | 2015-03-28 09:46 | つぶやき