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心にゆとりを

持ちたい昨今。
実は、夏休みは子供たちにとっても大人にとっても、普段よりも忙しいのでは? と思います。
子供たちも大変ですよね…宿題に勉強。もう終わったらしいけど、ラジオ体操にもでなきゃないし。
小学生は自由研究や工作。これは、とてもいい事だと思いますけど。
私は断然自由研究派。物作りが大の苦手なので、自由研究の方がずっと楽でした。
私が研究したもので今でもやっておいて良かったと思うものは、世界的に有名なオーケストラ(New York Philharmonic、Vinenna Philharmonic, Berlin Philarmonic, Boston Symphony, Chicago Symphonyなど)の楽器配置や歴史を調べたことと、英語の歴史やその世界的な位置についてを調べたこと。もう20年以上も前のことで、今となってはかなり変わってしまったこともあります。
そうそう、ヨーロッパ諸国での言語や宗教も調べたことがあったっけ。面白かったなぁ。
もちろん、小学生の調べた事なので、今考えると浅~い内容。今の時代はインターネットで深く調べることができるし、いいなぁと思います。

さてさて、今日はWolfy君の検査。血液検査の結果は明日にならないとわかりませんが、脱水は起こしておりませんでした。心臓病の薬も毎日のませているし、皮下輸液も一週間に一回やっているので、体調は良さそうです。よく食べよく寝て、穏やかに可愛がられて日々過ごしていますよ。
当教室には猫好きの生徒が多い、と言うか、何故か猫好きが集まってくるんですよね、猫を飼っていると。それに、うちに来る前は猫が苦手だった、と言う生徒たちも、いつの間にか「先生の猫なら可愛いと思う」と、嬉しいことを言ってくれる★ ありがたいです。

今夜は生徒のお母さまから頂いたワインをいただいております。今夜は少し冷やりとするほどなので、過ごしやすいですね。こんな日は赤ワインが美味しいです★ 本当にありがとうございます。小学生クラスのレッスンはすっかり夏休みに入っていて、お陰さまで精神的なゆとりが出て来ました。心にゆとりを回復させて、長い2学期に向けて鋭気(英気でもいいね)を養わねば!!!

今夜は大好きなBrahmsのヴァイオリンソナタを聞きながら、2学期の学習計画を立てております★



このソナタは思い出深い曲。アメリカでJuniorだった時(日本の大学で言う3年生?)同じ学部の親友Aldoの卒業リサイタルで伴奏をすることになり… 自分のJunior Recitalもあるっていうのに、人の卒業リサイタルまで引き受けた私はバカだったとその時は思ったけど、今となったらAldoに感謝。あの人に頼まれなければ、この曲を弾く機会すらなかったかもしれない。

素晴らしい曲です。本当に心にゆとりがほしいと思う時に聴くと、すうーっと引き込まれてしまう。何とも言いようがないのですが… 楽譜を見ながら演奏を聴くと、本当によくこの曲を全楽章弾いたものだ、と我ながら感心してしまう。AldoはUCSDのフィンランド人教授に教えてもらっていたので、よくこの2校を行き来して指導してもらったっけ。今日はAldoの教授からの指導、今日は私のピアノ教授からの指導…てな感じに。あの当時、休みなんて全くなかったけど、すごく充実していました。
演奏はピアノがBarenboimでヴァイオリンがZukerman。ドイツ音楽を二人のユダヤ人が見事に演奏しきる… 本当、素晴らしい音楽に宗教の違いなんて無い、って思いたい。
早く、イスラエルに平穏な日々が訪れますように… 
そんなことを想いながら聴く曲です。

by ecc_nagai | 2014-08-08 22:27 | Music:音楽