偉大な曲

雨の金曜日。鬱陶しい… 
今朝は早くから家の前の電線工事。昨日からやっていたけど、中途半端なままで放置してあった。このままなはずはない…と思っていたら、今朝早くから工事再開。しかも、忙しい時間帯。雨の日のゴミ捨ては何度も行き来するのが嫌なので、車にゴミを詰め込んで捨てに行くのですが、車の前に大きな工事用の車が陣取っていて、出られない。かと言って、工事をする人たちに無礼な態度もとりたくないので、何とか穏やかに車を出させてもらったけど。

Phew... 近所のお宅の介護サービスの車が来る時間帯でもある。結局、我が家の前の道路は2か所で同時に工事なので、大混雑。あ~あ… 仕方が無いけど。
何で昨日のうちに終わらせないの? 昨日は雨も降っていなかったからやりやすかっただろうに。
こういう中途半端な工事にはうんざりする。
教室の窓からは中途半端な電線がぶらりと垂れ下がっている。しかも雨…
ただでさえ鬱陶しいのに、ますます不快な気分になるなぁ。

そんな時は、やはり音楽と紅茶で耐えしのぐ。今日は何もない完全オフの日。久しぶりに何もない日。とは言っても、結局新学期の準備をしたりしてコンピューターに向かっているとは思いますが…

BS Hiで、ピアニスト舘野泉さんの特集が放送されています。10年前の番組ですが、食い入るように観てしまう。数いる日本人ピアニストの中で最も尊敬するピアニスト。2002年にフィンランドでの演奏会中に脳卒中で倒れ、右半身麻痺を患いながらも、2003年に復帰して現在も左手の為の曲を演奏し続けるピアニスト。フィンランドに移住し、フィンランドでも重要な芸術家の一人です。この方のシベリウスの『樅の木』はいつ聴いても切ない。フィンランドやノルウェーなど、北欧の厳しい自然環境の中で生まれた曲はどこか憂いを帯びているような気がします。
そんな舘野泉さんも弾くJ.S.Bachの"Chaconne" 『シャコンヌ』。もともとはヴァイオリンのために書かれた"Partita No. 2 in D minor" (パルティータ 第2番 ニ短調)の最終楽章。『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』として名高い曲。この曲はヴァイオリンのみならずピアノやギターにも編曲されていて、数多くの偉大な演奏家たちによって受け継がれている偉大な曲。もともとは3拍子の舞曲で、Ostinato Bass (オスティナート・バス)による変奏曲としてバロック時代に親しまれていましたよ。ちなみに、似たようなものにPassacaglia(パッサカリア)がありますが、こちらは4拍子が多い? 一部の文献ではChaconneが長調、Passacagliaは短調が多いとか書かれてますが、そうでもないでしょ? まぁ、私も全てのChaconneとPassacgliaに精通しているわけではないので、間違ったことは言えませんが…

話はずれましたが、このバッハのシャコンヌですが、あのドイツ人作曲家ブラームスが左手の為にピアノ用に編曲をしたことでも有名です。舘野泉さんもこの曲を弾いておりましたが、15分以上もするこの曲があっという間に感じられるほど、その芸術性と音の響きの美しさや深さに引き込まれたのを覚えています。じっくり15分以上、雑音の無い環境で何もせずに耳を傾けたい曲。

こちらは今は亡き偉大なピアニスト、A Rubinsteinによるシャコンヌ。両手での演奏です ↓



こちらは左手による演奏 ↓ 演奏はIgor Levit氏。あまり知らない演奏家ですが、良いですねぇ。



出来れば演奏中の顔の表情ではなくて手を見たい。

Christoph Poppen氏のヴァイオリンによる演奏 ↓ 私もこのCDを持っていますが、聞き慣れているからか大好きな演奏。



この演奏を聴くと、やはりヴァイオリンは素敵だ…と思ってしまう。何とも言えない演奏。

Have a nice weekend... 良い週末を★

by ecc_nagai | 2014-04-04 10:55 | Music:音楽