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夏休み

夏休みだというのに、講習講習で休みはありません。
まぁ、世間でも塾講師や教室の講師は休めませんから仕方がありません。
やはり現実逃避は音楽。
今も昔も変わらずルネサンス&バロック期の音楽に没頭しています。
Monteverdiのこの曲は本当に美しい曲。
けど、歌詞を読むと結構ドロドロ… 400年以上も前も今も変わらず
男女のいざこざはドロドロです。
最近はテレビをつければワイドショーばかりで、
ワイドショーはと言えば芸能人や議員の不倫問題ばかり。
いい加減うんざりなので、テレビは見ていません。




Si dolce è’l tormento
Ch’in seno mi sta,
Ch’io vivo contento
Per cruda beltà.
Nel ciel di bellezza
S’accreschi fierezza
Et manchi pietà:
Che sempre qual scoglio
All’onda d’orgoglio
Mia fede sarà.

La speme fallace
Rivolgam’ il piè.
Diletto ne pace
Non scendano a me.
E l’empia ch’adoro
Mi nieghi ristoro
Di buona mercè:
Tra doglia infinita,
Tra speme tradita
Vivrà la mia fè

Se fiamma d’amore
Già mai non sentì
Quel riggido core
Ch’il cor mi rapì,
Se nega pietate
La cruda beltate
Che l’alma invaghì:
Ben fia che dolente,
Pentita e languente
Sospirimi un dì.

So sweet is the torment
in my breast
that happily do I live
for cruel beauty.
In the heaven of beauty
let cruelty grow
and mercy be lacking:
for my faith will always
be as a rock,
in the face of pride.

Let deceitful hope
turn away from me,
let neither joy nor peace
descend on me.
And let the wicked girl
whom I adore
deny me the solace
of sweet mercy:
amid infinite pain,
amid hope betrayed,
my faith will survive.

The hard heart
that stole mine away
has never felt love’s flame.
The cruel beauty
that charmed my soul
withholds mercy,
so let it suffer,
repentant and languishing, and
let it sigh one day for me.

大学時代、イタリア語とドイツ語を学びましたが
(話せる程度では全くないですが)
この程度なら、なんとなくわかろうか…といった感じ。
色々な歌手の演奏を聴いてきましたが、このフランス人歌手の
Philippe Jarousskyの歌声とそれを支えるensembleがなんとも素敵です。
何度聴いても飽きません。

Again... 何度も言うようですが… 
以前、クラシック音楽は眠くなるから嫌い、と言ってくれた人がいました。
(まぁ、そう思う人がたくさんいるのは承知の上ですが)
好みの問題なので仕方がありませんが、
とは言え、好きな人やそれを生業にしている人を前にして、
「私はクラシック音楽を聴くと眠くなるので好きではありません」
などと失礼なことは言わないでほしいですね。
笑ってはいても、心の中ではムカッと来てますから。
いわゆるJ PopやAmerican Popsが好きなるのと同じように
クラシック音楽が好きな人も大勢います。
眠くなるのは、無知だから。
音楽の構成も、楽器も、時代背景も、演奏者のことも
何も考えずに聞いているから眠くなるだけのこと。
音楽の雰囲気もあるかもしれませんが、詳しく知れば知るほど、
眠くなるどころか、逆に冴えてしまって眠れなくなります。




by ecc_nagai | 2017-08-07 10:55 | Music:音楽

Pavane...

Wolfy君がいなくなって一週間が経ちました。
幻聴なのか、何なのか… 時折、彼の気配を感じます。
ふとした時に音を聞いたり、匂いがしたり。

霊的なものは信じない方ですが、愛する猫が相次いで天使になるたびに
別の世界があっても良いのか…と思ったり、
猫を愛して止まず、今尚猫と生活しているであろう
ピアニストのフジ子・ヘミングさんの本を読んだり。

Dinaが悪性腫瘍でこの世を去ったのが2013年。
Stanzieが後を追うように腎臓病でこの世を去ったのが2014年。
その後、Wolfyとの生活はわずか3年…
Stanzieとは兄妹だったので、当初は探して鳴いていたWolfy君。
それはそれは辛いものでした。
夜になるとStanzieが恋しかったのか、ウロウロと鳴いて歩き回ったり。
いつも一緒だったものね… 寝るときも一緒だった兄妹。
そのたび、Stanzieを守れなかった自分を責めたものでした。
そんなWolfyの心臓の異変を知った2015年1月。忘れもしません。
Stanzieが亡くなって一年を機に、精密検査を受けた1月。
心臓の異変について獣医に話を聞いた時は涙が止まらなかったっけ。
何で3年連続でこんなことになるのか…
そこから心臓の薬とのお付き合い。
Dinaの抗がん剤治療を始め、約5年間ペットの病気との格闘でした。
前向きに、前向きに、日々生活してきたのを思い出します。

生まれた時から一緒だった3匹。
手のひらに乗るくらい小さかった3匹。
ヘソのおがついていた時から一緒でした。
どんどん可愛くなって、自慢の長毛猫に育ってくれて、
両親に借金をしても飛行機に乗せて日本に連れてきた3匹です。
いつかは尽きる命… わかっていたつもりでも、現実は厳しいものです。
改めて命の尊さを感じる日々です。

毎日のように聞いているRavelの"Pavane pour une infante defunte"






by ecc_nagai | 2017-03-10 22:45 | Music:音楽

My Kind of Weekend

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楽譜と格闘する週末。他にする事はないのかね…
と友人に突っ込まれる始末。
CDを聞いて弾いて、の繰り返しでした。
それはそれで至福の時と言うか…
そんな、側から見たらつまらない週末でした。
J.S. Bachに関しては、Henle版とSchirmer版がいいかな。
Peters版もいいです。
楽譜を選ぶ時は、出版社や編集者も考慮すべき。



by ecc_nagai | 2017-02-26 22:23 | つぶやき

Richter

旧ソ連時代、のちに巨匠と呼ばれるような素晴らしいピアニストが数多くいました。
そのうちの一人に、Sviatoslav Richter(日本語ではスヴャトスラフ・リヒテル)がいます。
偉大なピアニストでした。
1915年、3月20日ウクライナ生まれ。1997年8月1日没。

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彼が亡くなったとき、私はアメリカにいましたが、
ショックを受けたのを覚えています。
今年、没後20年… あれから20年。時が経つのは早いものです。
どうしてもプロコフィエフの戦争ソナタのイメージが強くて、
なんか怖そうな厳つい面相のピアニストだと思い、
なんとなく敬遠しておりましたが、最近になってもの凄く気になり、
つい先日の自分の誕生日プレゼントにCDを購入しました。

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レビューはとても良かったので、期待しておりましたが、
期待を大幅に超える素晴らしさ… じっくり耳を傾けております。
最近勉強しなおし始めたJ.S.BachのWell-Tempered Clavier
(平均律クラヴィーア曲集)です。
Book I & IIの両方とも収録されており、ピアノはBoesendorfer(ベーゼンドルファー)。
素晴らしく優しい音色のピアノです。
どのPrelude & Fugueを聞いていても涙の出るような美しさ。
Prokofievのイメージが強すぎましたが、とんでもなかった。
偏見とは恐ろしいものだと改めて実感。
このセットは宝物だわね…
今年没後20年のRichter。彼の素晴らしさと偉大さを実感する日々です。

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by ecc_nagai | 2017-02-24 11:09 | Piano:ピアノ

今時分になって

私にとって音楽は生活の一部ですが、
今時分になってAmazonのプライム会員であったことに感謝。
音楽聞き放題ですね!
仕事をしながら必ずと言っていいほどクラシック音楽を聞いています。
教室では、実際にレッスンをしている時もBGMで音楽をかけることが
多いです。
こんなに便利なものだったとは…
結構CDの数もあるのですが、1曲のためにCDを入れ替えするのが面倒。
そんな時、このプライム会員の音楽聞き放題がありがたい。
勉強がはかどるバッハ、仕事がはかどるバッハ、などなど。
ピアノ以外の楽器もランダムに入っているので飽きません。
ドイツが誇る3大B…Bach、Beethoven、Brahmsに加え、
大好きなルネサンス&バロック音楽、
MozartやHaydnなどの古典派、
Chopin、Schumann、Lisztなどのロマン派、
絵画を見ているかのような美しいDebussyやRavel、
そしてパリのエスプリを感じさせるようなFaure、Poulenc、Milhaud、Satie...
歌曲も良いですよ。イタリア歌曲、フランス歌曲、そしてドイツ歌曲。
名前をあげたらきりがありません。
どの作曲家のどの曲も素晴らしく素敵で、
そんな素晴らしい音楽に多少なりとも触れられることの幸せを感じる日々です。



by ecc_nagai | 2017-02-16 10:41 | つぶやき

Talking About Control

J.S.Bachが65歳の生涯で書いた曲は1000曲以上あると言われています。
管弦楽&協奏曲などの合奏曲、
弦楽器と鍵盤楽器、木管楽器と鍵盤楽器など、アンサンブルで演奏される室内楽曲、
ヴァイオリンソロ、チェロソロなどの楽曲、
管弦楽と合わせたオラトリオやミサ曲、受難曲、カンタータなどの声楽曲、
そして名曲ぞろいのクラヴィーア曲(鍵盤楽器)。
ピアノを専門に学ぶ人は避けては通れない作曲家です。
学べば学ぶほど深く、難しく、美しく、切なく、指のコントロールに悩まされる曲ばかり。
そんな数多くのクラヴィーア曲の中に、「平均律クラヴィーア曲集」があります。
ピアノの鍵盤を想像していただきたいですが、白鍵はドからシまで7音、
その間の黒鍵は5音あります。
ド-ド#-レ-レ#(ミ♭)-ミ-ファ-ファ#(ソ♭)-ソ-ソ#(ラ♭)
-ラ-ラ#(シ♭)-シ
英語だと、
C-C#(D♭)-D-D#(E♭)-E-F-F#(G♭)-G-A♭(G#とはいわない)-
A-B♭(A#とはいわない)-B-C

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日本ではドイツ音名が主流だそうですが、私はアメリカで勉強したので
ドイツ音名は全く知らないし、知らなくても問題ありません。
この12音階の長調&短調全ての音階でBachはプレリュードとフーガを作りました。
しかも、その曲集は2巻! 英語ではBook I & Book IIと表記されます。
つまり、1巻24曲なので、全部で48曲!
全てが素晴らしい曲で、Bachの脳はどうなっていたのか、
どうしてこんなに完ぺきな曲が書けたのか、死後267年たつ現在も研究がされています。
Bachは「鍵盤楽器があらゆる調で演奏可能となるように」これらの曲を作りました。
あのBeethovenやChopinも全曲学び全曲弾けたという逸話があります。
BeethovenがBachの影響を大きく受けているのは、明らかですからね。
どれも好きでどれも素晴らしくて、どれも難しい。
私は今年、頑張って全曲を弾こう!(弾けなくても分析はしよう)と思っております。
目標を立てるのは自由なので。
ただ、フーガは難しいのよね…2つの手で5つの独立したパートを持つ
フーガもありますから。それをきれいなハーモニーで表現するのは難しい。
学生時代、自分の気に入った曲のみピックアップして何曲か学びましたが、
この年齢になって改めてその素晴らしさを実感するというか何というか。
Bachの曲全曲を知るまでは死ねない…なんて、思ったりもします。

さて、動画はそんなBook IIからト長調のプレリュードとフーガ。
Bachのト長調は太陽のような明るさと温かさが特徴で、
ト長調の名曲は数多くあります。
ピアニストの指のコントロールが素晴らしい。
私もこんなコントロールほしいです… great dexterity.


毎日全曲聞いていたい気分です。



by ecc_nagai | 2017-02-02 12:40 | Piano:ピアノ

久し振りの感覚でした

昨日は1月最後の日曜日でしたが、半日ピアノの審査をしました。
2014年以来だったので、3年ぶりか…
久し振りに大勢の演奏を聴いて、学ぶ事が多く充実しておりました。
受験者の演奏はさておき、自分にとってプラスの経験だったと思います。
東京の名門音大の教授もいらして一緒に審査させて頂きましたが、
やはり何においても指導者の力が試される…
つくづく感じました。
中高校生の感性をどう引き出すのか、
西欧の音楽を演奏するにあたって、技術面以外に何を学ぶべきなのか、
指導者は何を伝えるべきなのか、
色々考えさせられました。
英語を教えていても感じる事ですが、
「やらされている」状態では、何も頭に入って来ません。
英語も他の教科も難しい、と思うことは自然なこと。
難しいから努力するべきなんだけど、
いつの時代も怠けて楽して何かを身につけようという人は
絶えません。
スポットライトを浴びて光り輝く人も
どこかで血の滲むような努力をしているのよね。
自分も自分なりに死ぬ思いで努力をした経験があるので
努力をしないで楽に英語やピアノを習得しようとする人を見ると
腹が立つのだと思いました。
人は人でそれぞれのアプローチがあるのにね。
そんな事を考えさせてくれた昨日です。
充実した1日でした。



by ecc_nagai | 2017-01-30 14:46 | つぶやき

Adele

良いねぇ、Adele060.gif
とても面白い。


お腹を抱えて笑いました。
早口だけどね。



by ecc_nagai | 2016-12-14 12:26 | Art:芸術

ううむ・・・

時代が時代と言ってしまえばそれまでですが、
中学生はJohn LennonもOno Yokoも、
"Imagine"も知らない、
と言いました。
愕然というか、驚愕というか、
でも、考えたら仕方がないことなのか。
私は特にJohn Lennonが好き、とか、
Ono Yokoの考え方が好き、とか、
ありません。
生徒たちにも聞かれて困ることだけど、
私は特定の誰のファン、とか全くありません。
それぞれの良いところに惹かれます。
でも、Imagineの持つ深い意味を
これからの子供たちだからこそ
知っておいてほしい…
心から思いました。

今日も面談。
今週いっぱい日曜休みもありません。
毎日毎日面談で、
毎日毎日生徒たちのことばかり考えています。
もっと自分を大切にする時間を持ちたいと思っても、
これが自分の選んだ仕事なので、仕方がないと思っています。
色々思うことはあります。
私の思いを理解してもらうのは難しいかなぁ…とか。
この辺の中学校の英語教育のずさんさを耳にするたび、
相変わらずのひどさに呆れるというか。
でも、そんな中で自分を見失いつつある生徒の
小学生時代のキラキラした目を思い出すと
涙が止まらなかったり。
みんな、本当はちゃんとやりたいはずなのに、
学校の環境、友人関係、そして指導者の考え方ひとつで
潰されてしまう生徒たち。
あんなに英語が好きだった小学生が、
今じゃ英語が嫌いのほうに寄っている現状に
深い悲しみを感じます。
そんな悩みを抱える私に、
母は結構厳しい言葉を浴びせるので、
ますます私はどん底に落ちそうになります。
母の言うことはもっともで、正論。
でも、私の性格なんでしょうね。今はどん底に落ちそう。
きっと、それでも這い上がるとは思うけどね。
本当に孤独な仕事なんだ、と、改めて感じる毎日です。





by ecc_nagai | 2016-12-07 09:09 | つぶやき

Classical Music is ...

Not Boring!!!
クラシック音楽が眠くなる、とか、つまらない…
という言葉を聞かされるたび
正直がっかりします。
人それぞれ好みがあるように、
音楽や文化の好みも様々。
心に留めておく分にはいいと思いますが、
クラシック音楽を専門に勉強した者にとっては
聞きたくない言葉なんです!

英語に関しても同じで、
心のない人が頻繁に言う言葉。
「英語が話せるからって、ねぇ…」
とか、
「英語が話せるから良い先生とは限らない」
とか、
「海外生活が長い人は日本の常識をわきまえていない」
とか、
本当に、これでもかー!と浴びせるネガティブ発言。
はい、私から言わせれば、
「悔しいなら話せるようになってから言え!」
です。
私の周りの『帰国子女コンプレックス』半端ありません。

音楽に関して言わせてもらうなら、
クラシック音楽の表面しか知らないのに、『クラシック音楽=つまらない』って
言わないでほしいなぁ~ 




by ecc_nagai | 2016-11-21 16:55 | つぶやき