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My Kind of Weekend

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楽譜と格闘する週末。他にする事はないのかね…
と友人に突っ込まれる始末。
CDを聞いて弾いて、の繰り返しでした。
それはそれで至福の時と言うか…
そんな、側から見たらつまらない週末でした。
J.S. Bachに関しては、Henle版とSchirmer版がいいかな。
Peters版もいいです。
楽譜を選ぶ時は、出版社や編集者も考慮すべき。



by ecc_nagai | 2017-02-26 22:23 | つぶやき

Richter

旧ソ連時代、のちに巨匠と呼ばれるような素晴らしいピアニストが数多くいました。
そのうちの一人に、Sviatoslav Richter(日本語ではスヴャトスラフ・リヒテル)がいます。
偉大なピアニストでした。
1915年、3月20日ウクライナ生まれ。1997年8月1日没。

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彼が亡くなったとき、私はアメリカにいましたが、
ショックを受けたのを覚えています。
今年、没後20年… あれから20年。時が経つのは早いものです。
どうしてもプロコフィエフの戦争ソナタのイメージが強くて、
なんか怖そうな厳つい面相のピアニストだと思い、
なんとなく敬遠しておりましたが、最近になってもの凄く気になり、
つい先日の自分の誕生日プレゼントにCDを購入しました。

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レビューはとても良かったので、期待しておりましたが、
期待を大幅に超える素晴らしさ… じっくり耳を傾けております。
最近勉強しなおし始めたJ.S.BachのWell-Tempered Clavier
(平均律クラヴィーア曲集)です。
Book I & IIの両方とも収録されており、ピアノはBoesendorfer(ベーゼンドルファー)。
素晴らしく優しい音色のピアノです。
どのPrelude & Fugueを聞いていても涙の出るような美しさ。
Prokofievのイメージが強すぎましたが、とんでもなかった。
偏見とは恐ろしいものだと改めて実感。
このセットは宝物だわね…
今年没後20年のRichter。彼の素晴らしさと偉大さを実感する日々です。

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by ecc_nagai | 2017-02-24 11:09 | Piano:ピアノ

C♯ Minor / cis moll / 嬰ハ短調

平均律クラヴィーア曲集 第1巻より



やはり難しい… PreludeはまだしもFugueが。
5つの音をどう響かせるのか。
Counterpoint(対位法)の知識があっても、
頭の中で理解していても、
実際に音に出すと難しい…
しかも、このFugueにはキリストの受難が暗号のように隠されてます。
十字架を背負ったキリストの受難とかね。
Bachはルター派の敬虔なキリスト教信者だったので、
自分の音楽にその精神を自由に取り込んでいます。
知らないと淡々と弾いてしまいそうですが…
面白いです060.gif

by ecc_nagai | 2017-02-05 14:42 | Piano:ピアノ

Talking About Control

J.S.Bachが65歳の生涯で書いた曲は1000曲以上あると言われています。
管弦楽&協奏曲などの合奏曲、
弦楽器と鍵盤楽器、木管楽器と鍵盤楽器など、アンサンブルで演奏される室内楽曲、
ヴァイオリンソロ、チェロソロなどの楽曲、
管弦楽と合わせたオラトリオやミサ曲、受難曲、カンタータなどの声楽曲、
そして名曲ぞろいのクラヴィーア曲(鍵盤楽器)。
ピアノを専門に学ぶ人は避けては通れない作曲家です。
学べば学ぶほど深く、難しく、美しく、切なく、指のコントロールに悩まされる曲ばかり。
そんな数多くのクラヴィーア曲の中に、「平均律クラヴィーア曲集」があります。
ピアノの鍵盤を想像していただきたいですが、白鍵はドからシまで7音、
その間の黒鍵は5音あります。
ド-ド#-レ-レ#(ミ♭)-ミ-ファ-ファ#(ソ♭)-ソ-ソ#(ラ♭)
-ラ-ラ#(シ♭)-シ
英語だと、
C-C#(D♭)-D-D#(E♭)-E-F-F#(G♭)-G-A♭(G#とはいわない)-
A-B♭(A#とはいわない)-B-C

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日本ではドイツ音名が主流だそうですが、私はアメリカで勉強したので
ドイツ音名は全く知らないし、知らなくても問題ありません。
この12音階の長調&短調全ての音階でBachはプレリュードとフーガを作りました。
しかも、その曲集は2巻! 英語ではBook I & Book IIと表記されます。
つまり、1巻24曲なので、全部で48曲!
全てが素晴らしい曲で、Bachの脳はどうなっていたのか、
どうしてこんなに完ぺきな曲が書けたのか、死後267年たつ現在も研究がされています。
Bachは「鍵盤楽器があらゆる調で演奏可能となるように」これらの曲を作りました。
あのBeethovenやChopinも全曲学び全曲弾けたという逸話があります。
BeethovenがBachの影響を大きく受けているのは、明らかですからね。
どれも好きでどれも素晴らしくて、どれも難しい。
私は今年、頑張って全曲を弾こう!(弾けなくても分析はしよう)と思っております。
目標を立てるのは自由なので。
ただ、フーガは難しいのよね…2つの手で5つの独立したパートを持つ
フーガもありますから。それをきれいなハーモニーで表現するのは難しい。
学生時代、自分の気に入った曲のみピックアップして何曲か学びましたが、
この年齢になって改めてその素晴らしさを実感するというか何というか。
Bachの曲全曲を知るまでは死ねない…なんて、思ったりもします。

さて、動画はそんなBook IIからト長調のプレリュードとフーガ。
Bachのト長調は太陽のような明るさと温かさが特徴で、
ト長調の名曲は数多くあります。
ピアニストの指のコントロールが素晴らしい。
私もこんなコントロールほしいです… great dexterity.


毎日全曲聞いていたい気分です。



by ecc_nagai | 2017-02-02 12:40 | Piano:ピアノ

久し振りの感覚でした

昨日は1月最後の日曜日でしたが、半日ピアノの審査をしました。
2014年以来だったので、3年ぶりか…
久し振りに大勢の演奏を聴いて、学ぶ事が多く充実しておりました。
受験者の演奏はさておき、自分にとってプラスの経験だったと思います。
東京の名門音大の教授もいらして一緒に審査させて頂きましたが、
やはり何においても指導者の力が試される…
つくづく感じました。
中高校生の感性をどう引き出すのか、
西欧の音楽を演奏するにあたって、技術面以外に何を学ぶべきなのか、
指導者は何を伝えるべきなのか、
色々考えさせられました。
英語を教えていても感じる事ですが、
「やらされている」状態では、何も頭に入って来ません。
英語も他の教科も難しい、と思うことは自然なこと。
難しいから努力するべきなんだけど、
いつの時代も怠けて楽して何かを身につけようという人は
絶えません。
スポットライトを浴びて光り輝く人も
どこかで血の滲むような努力をしているのよね。
自分も自分なりに死ぬ思いで努力をした経験があるので
努力をしないで楽に英語やピアノを習得しようとする人を見ると
腹が立つのだと思いました。
人は人でそれぞれのアプローチがあるのにね。
そんな事を考えさせてくれた昨日です。
充実した1日でした。



by ecc_nagai | 2017-01-30 14:46 | つぶやき

朝からBach

ある事情により、先週からブラームスとムソルグスキーの音楽ばかり聴いているので、
ルネサンス&バロック好きの私にはへヴィー過ぎて頭がクラクラ042.gif
最近、イライラすることが多いなぁと思いながら反省する日々です。
そんなこんなで、今朝はどっぷりバッハに浸って一人の世界に浸っております。



最近、Pinterestにハマってしまってブログから遠のいておりますが、
たまに自分の思いをつぶやくのも良いものだと思ったり、
また思わなかったり。
何事においてもそうですが、面倒がったらダメですね。
少し、自分を奮い立たせて人生の折り返し地点を気持ちよく迎えたいと思い始めております。
あとは実行あるのみですけど037.gif




by ecc_nagai | 2016-08-23 09:39 | つぶやき

Wolfyは…

隣で変な音がすると思ったら… Wolfy君のいびきでした003.gif

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頭を中に入れて寝る変なねこ。ごめん寝〜 してます037.gif

お! 起こしちゃった039.gif 知らんぷり〜

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ふて寝こ(ねこ)です。バカ親みたいですが、可愛いですよ。癒されます060.gif


by ecc_nagai | 2016-06-08 22:36 | My Cats:ねこたち

憂うつな雨の月曜日なので



日本ではあまり知られていない、フランスの作曲家Déodat de Séverac (デオダ・ド・セヴラック)の素敵な曲。クラシック音楽に馴染みの無い人でも知っているだろう、『月の光』で有名なDebussy (ドビュッシー)が、このSéveracの曲を「良い香りのする音楽」とか、「土の薫りのする素敵な音楽」と言ったほど。
この曲は"Baigneuses au soleil" で、日本語タイトルが『沐浴する娘たち』。何故かな… soleilって太陽だと思っていたんですが、直訳するとイメージがわかないのか。英仏語辞典で調べると、"baigneuse"はbatherだから、その複数形で日本語訳すると『入浴する人たち』… soleilは『太陽』だから、直訳すると『沐浴する人たち』だろうけど、それじゃ面白みに欠けるわね。誰でもっていうより、『娘たち』の方が美術的にイメージしやすいのかな。ギリシャ神話をもとにした絵画作品でも、印象派の絵画作品でも、何故か裸婦像が描かれていることが多いけど、決していやらしくない。

つくづく良い音楽は心を満たしてくれる…と思う瞬間が、このSéveracの音楽にはあります。

by ecc_nagai | 2016-04-04 13:56 | つぶやき

何となく

今日はProkofiev(プロコフィエフ)が聴きたい日で…
私はこのソナタ第2番が一番好きです。



演奏はBoris Bermanによるもの。

何度聴いても良いなぁ… ルネサンス、バロック、古典、ロマン、印象、近現代…
どの時代にも素晴らしい作品があり、飽きません。

by ecc_nagai | 2016-02-19 16:36 | Piano:ピアノ

Chopin Competition 2015

5年に一度のショパン国際ピアノコンクールが現在ワルシャワで開催されています。
ネットでその結果や中継など見れるのが嬉しい。
ショパンの曲のみで競い合うコンクール。
世界の素晴らしいピアニストたちが技術と感性を競い合っています。
今週土曜日17日はショパンの命日。
この日、ワルシャワの教会でショパンの死を悼み、モーツァルトのレクイエムが演奏されます。
これは毎年の恒例行事のようですが、何とも素敵な選曲です。
死を悼むのに素敵とは不適切な表現かもしれませんが、それだけ素晴らしい曲。
前回の優勝者のロシア人女性の演奏は素晴らしかった…
今年は、どの国のどんな人が優勝するのでしょうか。
とても楽しみです。

by ecc_nagai | 2015-10-13 12:15 | Piano:ピアノ