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共通点

多くの中学生を見てきて思いますが、
学校での定期テストや実力テストで点数が取れない生徒たちには
皆、同じような共通点があります。

1年生では高得点を取った(誰でも取れる)
2年生で難しくなった(でも予習復習をしないで無駄に過ごした)
3年生になって、どこから手を付けていいのかわからなくなる

このパターンです。
英語と数学は積み重ねの教科。これはどこの塾でも言われると思います。
例えば、テスト範囲を渡されたところで、
1年生の基礎の基礎、
例えばbe動詞と一般動詞、それぞれの動詞を使った各文の作り方、
単数複数、代名詞、助動詞の使い方、
疑問詞(俗に言われる5W1H)、
現在・現在進行形、過去形などの基本的な時制…
これらの基礎の基礎が身についていないと、
中2の英語は厳しいと思います。
そうならないように、面談を通してアドバイスさせてもらっていても、
結局やり切る人は少ない。
これじゃ、いつまでたってもできるはずがないんです。
中2で40点以下、中3で50点以下ばかりをとる人の共通は、
単純に試験のためにコツコツ学習の積み重ねをしていなかった人。
だから、どこから手を付けてよいのかわからず、
結局英語は何もしませんでした… だからこの点数です…
となる。
でも、逆に考えると、
何もしなくても30点台、50点台をとれるなら、
普段からちゃんと順序良く学習計画を立てて取り組めば、
確実に点数は上がる、ということなんだけどなぁ。
でも、私がいくらアドバイスをしても変わらない、
変えない、変えられない人が大勢いて、
そういう人たちは結局英語が苦手、英語は嫌い、英語なんて…
となるわけです。

今回の面談を通して、つくづくそれを感じました。
あとは、本人次第です。
本当に何とかしたければするもの。
どうでもいいなら、何を言っても言われても、変わらないでしょう。




by ecc_nagai | 2017-08-07 17:45 | English:英語