ちょっとがっかり

Brexitという造語をよく見ますね。Facebookを見ていても、あの投票以来、毎日のように見る造語。
EUから離脱したイギリス。スコットランドは、再度独立を試みるようです。
そうなると… もはや大英帝国とは言えないとか。The Great Britainじゃなくなります。
地図や法律もいろいろと変わっていくのでしょうか。
なぜ、いまこのような事態が起こっているのか… 

移民排除? むか~しむかし、アメリカやカナダに移住した大部分は何人だったっけ?
イギリス人やフランス人、スペイン人、ドイツ人やイタリア人じゃなかったっけ?
アメリカが今のアメリカ合衆国になる前、新境地目指して移民として乗り込み、原住民(先住民)を迫害して自分たちの思うがままの国づくりにしたのはどこの誰? そんな昔のこと…なんて言えるようなものじゃないわよ。先住民たちがどれだけひどい差別をされたか。自国にいながらいまだに居留地で生活しているしさ。どれだけ残忍な方法で大勢の先住民たちが殺されたのか、日本にいれば知らないことのほうが多い。私もアメリカに行くまで知りませんでしたが、その残忍さを学んだときはショックが大きすぎて涙すらでてこなかった。
 
よくもまぁ、自分たちの祖先がしたことを棚に上げて今の移民を迫害するものね。
イギリスにもフランスにも、ドイツにもがっかり。ドイツにはユダヤ人に対する迫害の悲しい歴史があるにもかかわらず、また移民に対する酷い差別が始まっている。
もちろん、国民全員が全員そうでないことも理解していますが、そこが政治の恐ろしいところ。
日本の歴史を見ても同じこと。
日本の男たちは戦時中フィリピンやインドネシア、中国大陸や朝鮮半島でひどいことをしてくれたものです。戦争とはいえ、よくもアメリカ相手に真珠湾を攻撃してくれたものです… 
あの時代の苦い歴史的事実があるからこそ、70年以上たった今、そんなことを絶対にしないだろうと思う現代の私たちまで恨まれるんです。恨みは後世まで続くのです… 当時の日本政府が決断した愚かな決断が、後世の私たちの肩にも重くのし上がってくるのです。
迫害の歴史とはそういうもの。だからこそ繰り返してはいけないはずなのに。
移民の問題は、日本だって『蚊帳の外』とは言ってられない時代が来るでしょうね。
ただでさえ税金を無駄遣いしている日本政府ですが、いざと言う時にどのように対処してくれるんでしょうか… ある日突然、地域社会がガラッと変わるほど移民が増えたら、私たちは一体どのような態度をとるのか。人種差別は絶対にいけないとは思いますが、人間は自分と違うものを持つ者を時に敬い恐れます。差別が全くない世の中なんてありませんから。

今回のイギリスのEU離脱問題を通して、様々なことを学ばせてもらっています。
経済的なことはもちろんですが、何より人種間の争いが再発するのではないかと思うと、恐ろしく不安になります。きっとこのままで終わり…ということではないでしょうね。イギリスの離脱派の議員たちの公約のウソが発覚しだしているのを見ると、賢いイギリス人は黙っていないと思います。大荒れのイギリスですが、早く目覚めてほしいものです。

by ecc_nagai | 2016-06-27 22:54 | つぶやき