英語

伸びる生徒、伸びない生徒

違いは一体どこにあるのか、考えることが多々あります。
保護者の皆様にも尋ねられることが多いので、色々と調べたり文献を読んだり、可能な限りアドバイスさせて頂けたらと思っております。

中学校1年生の時点で英語に躓くと、なかなか取り戻すのに時間が掛かります。
大人になって旅行をする楽しみや、SNSなどで外国人と繋がりを持ったりすると、何故か敬遠していた英語・英会話に興味を持つようになり、どうせなら中学英語文法からしっかり見直したいと学習に戻る方も多いようです。

まず、英語学習者の4つのカテゴリー:
1 英語が得意で好きな人
2 英語が得意だけど嫌いな人
3 英語が苦手だけど好きな人
4 英語が苦手で嫌いな人

この4つのカテゴリーに分類されます。1のカテゴリーの生徒は素晴らしい。こういう生徒は、学びたい意識が高いしレッスンでの姿勢も良い。自分が好きで将来の為に活かしたい気持ちがあるので、ぐんぐん伸びます。

厄介なのは、実は2と3。2のカテゴリーの場合、本人は声に出して言わない事が多いのですがが、親御さんの中には「うちの子は英語の成績は結構良いけど、好きかと言ったら好きではないと思う」と言う人もいますが、これはいかがなものか。「ふ~ん、自慢?」と、私はとってしまいがち。好きじゃないけど得意って、本当にそんなことがあるのか、疑問です。
3は救いようあります。がり勉タイプに多いかも。勉強しても勉強しても成績は上がらない、でも英語で歌われる洋楽やアメリカ映画が好き、とかね。まったく問題無く英語力はついてくると思いますよ。要は、学校で良い成績をとる為の努力をしているかどうかです。学校の先生や塾講師のせいにする人もいますが、そういうことではなくて、まず宿題や課題を見つけて取り組む姿勢を身に付ければ問題無いと思います。何が原因なのかゆっくり落ち着いて自分分析出来れば良いです。
4は… 嫌いという感情を持ってしまったのは残念。でも、長い人生の中で、いつ必要となるかわからないし、実は本当は好きなのに努力しなかった為に結果が付いてこなかっただけ、かもしれませんね。好き嫌いは個人の自由なので、英語を嫌いになってしまったとしても、それはそれで仕方が無いと思います。でも、講師目線から言わせてもらえば、だからと言って「私は/僕は英語が大嫌い」オーラを出さないでほしい、ということ。自分が苦手なのを大声で発信し、みんなから共感を得ようとする生徒はいます。そういうネガティブ感情は伝染することがある。本当は真面目にやりたくても、精神的に弱い人はネガティブに自分の感情をむき出しにする生徒に影響を受けがちです。そういう人は、ひっそり自分の弱さと闘ってほしいと思うものです。学校の教師や講師に嫌われるタイプの生徒が、まさにこれ。言ってよいか…というところですが、私もこういうタイプの生徒が苦手。やる気無さそうな態度で、レッスンの雰囲気をぶち壊す人。こういう態度からは何も建設的な事は生まれません。反抗期のみの事なら、どこかで考え直すでしょうが、もとからこういう性格の人は嫌われますよ。

学校での英語の試験だけで英語力が判断されるのはいかがなものかと思ってしまいますが、日本という国がそういう国なので仕方が無い。順序良く文法を学んで、それ以上に発音やボキャブラリーを身に付けようという気持ちが無い限り、英会話力は身につきません。
「気づいたら常に周りに英語がある」生活を送っているかどうかが鍵です。気づいたら、常に英語の音楽を聞きながら生活していた、映画は字幕で読んでいた、Podcastで英語の番組をよく聞く、とかね。普段の生活の中に全く英語が無い状態で、週2、3回の学校の授業+週1回の英会話レッスンのみでは、なかなか厳しいと思います。
自分がどのタイプなのか分析したうえで、今年の目標を立ててみるのも悪くはないと思います。

by ecc_nagai | 2016-01-13 13:45 | English:英語