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Brush-Up Clinics

実は、中学生以上の生徒達向けに、アメリカ人講師による
Brush-Up Clinics 『ブラッシュアップ・クリニック』(仮題)
を考えています。
え? クリニックって、何か医療的な事? と思う方がいると思いますが、違います。
アメリカでclinicと言えば、『実地講座』。つまり、日本で俗に言う『セミナー』の事。だったらセミナーでいいじゃないって思うけど、私はアメリカでの生活が長かったので、この言い方の方が自然...かな。

実は、アメリカ人の友人&英語教育に携わっていた友人と一緒に、この案を練っております。かなり本気のプロジェクト。詳細は書けませんが、実は来週から話し合いを始めます。
アメリカ人の友人は私がずっと抱えていた悩みを理解してくれ、快く協力してくれると連絡をくれました。今日は、とにかくこの件に関してのメールでのやり取りが多かった。
やはり、持つべきものはアメリカ人の友人です。普段から色々と話を聞いてくれ、共感してくれる同業者がいるのは心強い。彼も彼なりに日本での英語教育に疑問を持っているようですが、学校からのプレッシャーで苦しんだこともあったとか。今は諦めて、「日本はこんなもんだ」と言ってますね... 日本は「外国人天国」みたいなところがあるけど、住むとおかしい習慣が多いのよね。ま、この話は長くなって別問題なので、この辺でやめておきます。

中学生以上とは書きましたが、将来的には小学生を対象のものもいいかな…どうかな。ネイティヴにもよりますが。ネイティヴが皆子供の扱いが得意、というわけではありません。中には、はっきりと「小学生の指導は絶対に嫌」と言う人もいますから。色々な考えがあって然り。こればかりはしょうがない。まぁ、小学生の英語力は限られてくるので、やはり中高校生がメインになると思います。

中学校に進級する方々、そして毎年進級登録をしてくださる方々は、英語学習に対する意識が高い。ましてや、高校生クラスに進級する方々は本当に意識が高いと思います。今までも、「中学校に入ったら英語の授業はあるから、学校以外で英語を学ぶ必要が無い」とか、「高校は義務教育じゃないから、本人が嫌だと言うのに無理強いさせるのはどうかと...」と言う方もいましたが、結局は後悔しているのよね、親御さんが。当教室の8割の親御さんたちは、「とにかく私が英語は全く駄目で…学生時代に躓いてから、本当に苦手意識が抜けない」と言います。だからこそ、「我が子には同じ思いをさせたくない…」と。でも、結局は中学校での学力低下で諦めて、せっかく前向きに頑張ろうと思っていた気持ちに陰りが出てくる。すぐに結果が出ないと簡単に諦めてしまうんです。だから、心から何かを理解しようという意識が低い→学力が低下する問題に発展すると思います。これは英語に限らず。パッと答えの出るものには飛びつくけど、言語や読解力のリタラシー能力に対する意識は低い。こういう事を書くと、「先生はアメリカに住んでいたから考えが違う」とか、「ここは日本だから、皆が先生のように思っているわけではない」と言う人もいましたが、別に私は日本が嫌いで批判をしているのではないのよね。良くなってほしいからこそ、帰国子女たちは批判するんだと思います。先日もPodcastで『バイリンガルニュース』を聞いていた時、同じことを言っていた。何も、海外留学経験者や帰国子女のようになろうとしなくても良いでしょ? どうしても行けない諸事情があるのなら、それなりに努力すればよいだけのこと。「どうせ私には…」ってひがむ暇があるなら、努力したらいいじゃないって思います。でも、大抵の人はそれを嫌がるの。別に帰国子女や留学経験者が全て偉そうにしているわけじゃないのよね。単純に日本語と英語が同等に理解出来るだけ。むしろ、日本語の方が難しいと思うけど…

さて、話を戻しますが、この企画の実施は3月後半から4月初旬になると思うので、進級登録した方や次年度入学した生徒のみだけになってしまいます。そこはね、全ての人に…とはいきません。ごめんなさい。

上手くいけばいいなぁ… ちなみに、子供たちにもお馴染みのJustinではないです。彼は北上在住なので、なかなかその為に教室に来てもらうわけにも行きません。そこで、盛岡在住の高校で英語を教えているアメリカ人の友人にお願いする事にしました。大きなイベントではJustinに、クリニックは別の方に… 違うやり方で、英語・英会話にご興味を持って頂ければ、幸いです。
詳細が決まり次第、対象の生徒たちと保護者の皆様にはご連絡差し上げます。
お楽しみに〜★

by ecc_nagai | 2015-01-31 18:36 | つぶやき