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無事に

Rちゃんはオーストラリアに到着したようです★ 良かった~
たった今、お母さまから電話でお話を聞きました。心配そうでしたが、大人数で行ったし先生たちやクラスメートもみんな一緒だから、大丈夫でしょう。ホストファミリーと英語を話す難しさと楽しさを、十分に味わって一回りも二回りも成長して帰国してほしいです。

英語を学ぶ人みんなが学生時代に海外でホームステイの経験が出来たら、本当に素晴らしいことです。
でも、経済的にそうもいかない事も多い。それはそれで仕方が無いことですが、行けなくても悲観せずにそれなりの方法を見つけられます。
そして、自分で働くようになってお金を溜めて行ったっていいじゃないですか。
私の時代には携帯もスマホもインターネットすらもそれほど普及していない時代。外国の情報はテレビやラジオ、本や雑誌に限られてました。今はインターネットを通して世界中の人と交流をもてる時代。もっと深くinteract...日本語で何て表現するのかな? 良い意味でお互いに影響し合うっていうのかな? 海外の人と深く関わりたいと思うなら、やはり現地に行って友達をたくさん作り、尊敬できる人とのつながりを大切にしていけばいいのだと思います。

いつも色々あっては、落胆することが多いのですが、ここで学んだ事を基に、もっと学びたいと思ってくれる生徒が出てきていることに、本当に喜びを感じます。いつも思うのですが、私が子供たちにしてあげられるのは、その基盤を作ってあげる事。当たり前だけど、高校英語は中学英語より難しいし内容がとても濃い。ここで挫折してしまうと、もう英語からすっかり離れてしまい、大人になって所帯を持つようになって、「学生時代にもっとちゃんとやっておけば…」と後悔したりする。大抵の人は、その思いを自分の子供に託すようですが、その子供たちも周囲の大人たちが作る環境が整っていないと、学習して身に付けていくことの喜びや大切さを考えずに大きくなり、反抗期に突入してしまう。そして親と同じように挫折感を味わったり、一生懸命頑張らなくてもいいや、みたいになっちゃって大人になる… その繰り返しをしている人が大勢います。

そういった面で、私は母に大感謝。私だって全てが順調だったわけではないけど、挫折感を味わうたびに有名なピアニストの演奏家に連れて行ってくれたり、外国の映画をたくさん見せてくれたり、海外旅行経験豊富な伯父や伯母たち、従姉たちに会わせてくれて、その経験談を聞かせてくれては刺激を与えてくれました。

私は7年半のアメリカ生活を経て、多くの人が知らない・未経験なことを多く経験しました。普段のレッスンでも、「こういう表現は、アメリカ人の女の子ならこう言うし、男の子たちはこう言うし、大人になるとこういう表現はしないし…」とか、きっと学校の英語担当の先生も知らないであろうこと(留学経験がある先生なら別だけど)を教えてあげています。それは本当に大事な事だなぁと思います。私が中・高校の時に教えてもらった英語の先生たちには申し訳ないけど、文法はさておき、学んだ表現は一切通用しなかった。というか、通じるけど笑われた… 何でかな?と思ってきくと、"We don't use that phrase anymore..."とのこと。そうね、時代遅れな表現は英語にもありますからね。

私も帰国して10年が経ってしまったので、日々アメリカの新作ドラマやニュース、トークショウなどを見て学ぶ日々です。でも、私の聴力はまだまだいけてます… 全然問題なく理解できます★ やはり、7年半のアメリカ生活を経ると、よほどのことが無い限り英語力は落ちません。

by ecc_nagai | 2014-03-10 09:59 | つぶやき