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今年も・・・

6月は梅の季節★ 昨年は梅酒を瓶で3つ作ったのですが、今年も作らねば!!! と思ってます。やはり、自分で作った梅酒は美味しい069.gif ちょっとしたナイトキャップにはうってつけ。

梅酒は英語でplum wine(プラム・ワイン)。そのまんま。私はシンプルに角砂糖とホワイトリカーで作ります。高級な日本酒や焼酎で作る方法もあるらしいですが、どうも私の口には合わない・・・ワインや日本酒は大好きだけど、まだ焼酎の美味しさはわからない026.gif 

今年は梅酢も作る予定です。これは炭酸で割って飲むと爽やかですね。Non-alcoholなので、子供でも飲めるしいつでも楽しめるのが嬉しい。昨年の暑い夏の日、伯母の家でいただいて飲んだのが美味しかった・・・

フィレンツェ郊外に住む奥村千穂さんの本には、"Amaro"(アマーロ)という胡桃のお酒の造り方も載っている。興味あるな・・・でも、胡桃は胡桃でも青い胡桃の実を使うお酒。作り方は梅酒と同じ。砂糖とホワイトリカーで作れるらしい。でも、青い胡桃の実ってどこで手に入るのかしら…? 今まで気づかなかっただけで、実は産直なんかで売ってる? わからない。

今年も・・・_a0136626_22453350.jpg何でも、6月24日はフィレンツェの守護聖人San Giovanni(サン・ジョヴァンニ)のお祭りの日だそうで、
"La rugiada di San Giovanni toglie via tutti i malanni"
「サン・ジョヴァンニの日の朝露は全ての病を取り除く」という『ことわざ』があるそうです。
しかも、
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"A San Giovanni metti le noci e a San Michele toglile."
 
「サン・ジョヴァンニの日に胡桃を漬けて、サン・ミケーレの日(8月10日)に胡桃を取り出す」という『ことわざ』もあるとか。イタリア人はこのような保存食作りのタイミングを聖人の日に合わせて覚えているのですね・・・さすがカトリックの国。守護聖人や聖人にまつわるお祭りは多いようです。
"amaro"はイタリア語で「苦い」という意味らしく、その名の通り苦みのあるお酒。苦いお酒は苦手ですが、胃腸に良いらしいので興味あり。仕事柄、遅い時間帯に夕食を食べることが多いので、寝る前に胃に負担が来て辛い時があります。そんな時、薬ではなくてこのような保存食などでスッキリできるのならうれしい045.gif 一応、市販されているらしいですが、最近は保存食作りに興味があるので、青い胡桃をゲットできたら作ってみようか・・・と思っています。でも、どうかね・・・飲んでみて口に合うなら作る方がいいかな。
このお酒、胡桃の渋で真っ黒になるらしいですよ。しかも、冬に飲むと美味しいのだとか★
詳しくは千穂さんの本、『フィレンツェ田舎生活便り 小さな村の春・夏・秋・冬』に載ってます。

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この本、結構癒されます・・・肩の力を抜いて、物欲から解き放たれて不便さも楽しんで生活出来たら、どれだけ穏やかな人生を送れるだろうか。人知れず苦労もしているはずなのに、それもポジティブに受け止め楽しそう045.gif 

京都の大原に住むVenitia Stanley-Smith(ヴェニシア・スタンリー・スミス)さんやフィレンツェ郊外で田舎生活をする奥村千穂さんの著書やblog、テレビ番組が本当に楽しみなこの頃です060.gif

by ecc_nagai | 2011-05-26 22:27 | Europe