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11月28日から

先日、"Adventskranz"(アドヴェンツクランツ)について取り上げましたが、今年のChristmasのadvent(アドヴェント)は11月28日に始まります☆

Advent(アドヴェント) とはキリスト教において、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことです。日本語では「待降節(たいこうせつ)」「降臨節(こうりんせつ)」とも言って、私立のキリスト教学校では宗教の時間に教わるのでしょうか。我が母校では宗教の時間に教わった記憶があります。ちなみに、これは教派によって名称が異なるそうですよ。
西方教会では、11月30日に最も近い日曜日(11月27日 - 12月3日の間の日曜日)からChristmas Eveまでの約四週間のことをAdventと言います。

さて、西方教会では、キャンドルを4本用意し、第一主日に一本目のキャンドルに火を灯し、第二、第三、第四と週を追う毎に火を灯すキャンドルを増やしていくという習慣があります。この風習はドイツで始まったそうですよ。だから、正式名称の"Adventzkranz"はドイツ語なのです☆

英語では"Advent Wreath"と言われていて、ルテラン派の教会のお仕事(演奏)の時、よくこの"Advent Wreath"を見かけました。素敵だけど、日本ではどうしても専用のキャンドル・スタンドが手に入らないのです… 私もやっとで見つけましたが、もう既に売り切れ状態。もちろん、全部輸入品です。

キャンドルの色は何でもよいわけではなく(正式には)、期間中における教会暦の色にあわせが正式らしいですが、第三主日のみピンクのものを用いるらしいです。これは第三主日が「喜びの主日」と呼ばれていて、祭服の色もからピンク、又はバラ色のものを用いるため。
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でも、教会暦や風習に縛られない教会や、家庭によっては、キャンドルの色を自由に使って楽しむのが現代風だとか。確かに、Christmas colorのゴールドシルバーを使ったゴージャスな"Adventskranz"をよく見かけました。
キャンドルも様々ありますからね… 私は、テーパーキャンドルのものが好きですが、ボーティヴやピラーキャンドルも使われています。でも、やっぱりテーパーの方が、危なくない気がする。リースに火が燃え移ったら大変ですからね…

厳格なキリスト教徒には申し訳ないけど、あまり風習にこだわらず、好きな色のキャンドルで楽しむのが一番ですね。28日に間に合うように、作りたいと思っております☆ やっぱりChristmasは待ち遠しいです037.gif

by ecc_nagai | 2010-11-08 22:40 | Christmas:クリスマス