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Cannot Resist Oysters...

牡蠣の大好きな私は、どんなにrのつかない月でも食べたくなります・・・
アメリカでは、rのつかない月-May(5月), June(6月), July(7月), August(8月)-には牡蠣などの2枚貝を生で食べないようにする習慣があります。フランスでもそうらしいです。まぁ、旬が10月から3月ですからね・・・
でも、私の住んでいたSan Diegoは湾岸都市で、新鮮な魚介類がいつでも食せる恵まれた都市だったため、海沿いのレストランやバーなどではいつでもsea foodを堪能できました☆ もちろん、牡蠣も。
岩手県の三陸海岸地域では5月いっぱいまで生の牡蠣を食する事があります。さすがの私も“あたり”たくはないので、今の時期は生牡蠣を食べないようにはしていますが、食べられないと思うと余計に食べたくなるのが人間の心情・・・困ったものです007.gif

さて、海外でも人気の日本産の牡蠣。特に岩牡蠣や真牡蠣などの身の大きい濃厚な種類が人気です。ところが、私がSan Diegoに住んでいた時に食べた牡蠣は“ヨーロッパヒラガキ”と言われる、俗に言うフランス牡蠣(ブロン、フラットとも呼ばれる)で、平たいの。小ぶりだけど、これが美味しかった・・・日本では宮城県の一部の牡蠣養殖者が作っているそうですが、なかなか入手できません。
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フランスのブルターニュ地方は牡蠣の名産地として有名です。なかでも、世界遺産としてあまりにも有名なモン・サン・ミシェルのちょうど対岸あたりの湾内では、干満の差がまるで日本の有明海のように大きい為、牡蠣の成育に非常に適しており、天然の牡蠣がたくさん採れたそうですよ☆ ところが、60年代から70年代にかけ、そのフランス牡蠣が絶滅の危機に瀕し、宮城県の牡蠣業者が救ったという話も、あまりにも有名です。フランス人にとって牡蠣は欠かせない食材ですので、日本の牡蠣が救ったのは嬉しい話です。
先日、私の友人がフランス旅行をして大いに牡蠣を満喫してきたらしいです・・・羨ましい。もちろん、モン・サン・ミッシェルにも行ったそうですよ☆
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昔。ここの修道院たちも牡蠣を堪能したのでしょうか・・・☆

by ecc_nagai | 2010-05-14 11:44 | つぶやき